【MARCH】入りやすい穴場学部10選!穴場学部の特徴も紹介!

【MARCH】 入りやすい穴場学部10選!穴場学部の特徴も紹介!

こんにちは!武田塾田無校・ひばりヶ丘校・東久留米校で統括をしている井関です。

MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)は日本でも難易度・学力共にレベルが高いとされている大学群と言われています。

受験生の中にはそんなMARCHに、「何とか入れそうな学部でいいから入りたい」「MARCHの入りやすい穴場学部が知りたい」と思っている方もいるかと思います。

そこで今回は、MARCHの中でも難易度が低く入りやすい学部を10個ピックアップしてご紹介するので、MARCHの受験を検討している方はぜひ読んでみてください。

監修者

MARCHの入りやすい学部にはどんな特徴がある?

悩む女性

MARCHだけに限らず、穴場になりやすい学部には以下のような特徴があります。

  1. 他の学部よりも比較的偏差値が低い
  2. キャンパスが都心から離れている
  3. 倍率が低い

MARCHで人気の学部の多くは偏差値が高く、受験者数が集中しがちなので比較的偏差値が低めの学部を志望先に選んでおくと安心です。

また、キャンパスが都心部から離れた位置にあると、都心部にあるキャンパスと比べると利便性が下がるため、人気もそこまで高くなく穴場の学部になりやすいです。

倍率については、前年度の倍率が高かった場合も翌年に穴場学部になりやすいため、前年度の倍率が低いかどうかだけでなくく前々年度の倍率も見るようにしましょう。

MARCHで入りやすい学部を見つけるためには、これらの値を調べて各学部で照らし合わせて確認しておくことをおすすめします。

MARCHの入りやすい穴場学部10選

楽しそうな大学生

上述したポイントを踏まえて、早速MARCHで入りやすい学部はどこなのかをチェックしていきましょう。

ここでは、MARCHの入りやすい学部を10学部紹介しています。

MARCHの入りやすい学部①|明治大学農学部

MARCHの入りやすい学部1つ目は、明治大学農学部です。

農学部は、「農学科」「農芸化学科」「生命科学科」「食料環境政策学科」の全4学科で構成されており、細かい学科構成が特徴です。

農学部は、4つある明治大学のキャンパスの中でも唯一神奈川県川崎市に位置している生田キャンパスにあるため、MARCHの中でも入りやすい学部の1つとなっています。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 57.5~62.5
共テ得点率 76%~77%
倍率(2023年度) 3.6
倍率(2022年度) 3.6
引用:明治大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

分野が農学と、専門性の高い分野というのもあり、倍率は他の学部と比べると比較的低めとなっています。

本キャンパスではないのでキラキラした理想の明治学生ライフを送る、といったことは難しいかもしれません。

MARCHの入りやすい学部②|明治大学文学部

MARCHの中でも入りやすい学部2つ目は、明治大学文学部です。

明治大学文学部は、「文学科」「史学地理学科」「心理社会学科」の3つの学科で構成されていて、そこからさらに合計14の専攻に別れているため、文学好きなら自分の学びたいことをピンポイントで深めていくことが可能となっています。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 57.5~65.0
共テ得点率 75%~85%
倍率(2023年度) 4.2
倍率(2022年度) 4.1
引用:明治大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

明治大学の他の学部に比べると、偏差値も低めで得点率も少し高めとなっています。

倍率は4.2と農学部より高めではありますが、総合数理学部の倍率は5.6もあるため文学部は明治大学の中では入りやすい学部と言えるでしょう。

MARCHの入りやすい学部③|青山学院大学コミュニティ人間科学部

MARCHの中でも入りやすい学部3つ目は、青山学院大学コミュニティ人間科学部です。

青山学院大学コミュニティ人間科学部は2020年に新設された学科で、人数も他の学部と比べるとそこまで多くないため、わからないことがあったら教授に教えてもらいやすい環境が整っています。

コミュニティ人間科学部では、女性の活動や子ども・若者の支援・コミュニケーション活動の支援など全5つのプログラムから興味のあるものを選択し、地域社会と人に関する諸問題と向き合い、持続可能な社会の発展を学ぶことが可能です。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 57.5
共テ得点率 73%~82%
倍率(2023年度) 3.4
倍率(2022年度) 3.5
引用:青山学院大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

青山学院大学コミュニティ人間科学部の偏差値は、60を超える学部が多い中57.5と比較的低いですが、コミュニティ人間科学科は英語の配点が高めであることが傾向としてあります。

英語で得点が稼げるように、積極的に対策することをお勧めします。

MARCHの入りやすい学部④|青山学院大学理工学部

MARCHの中でも入りやすい学部4つ目は、青山学院大学理工学部です。

青山学院大学理工学部は、「物理化学科」「物理サイエンス学科」「化学・生命学科」「電気電子工学科」「機械創造工学科」「経営システム工学科」「情報テクノロジー学科」の7つの学科で構成されています。

青山学院大学には機械工作室が完備されており、3Dプリンターから立フライス盤・マシニングセンター・ワイヤー放電加工機など、事前に行う徹底した安全教育のもと、時代とともに進化する最先端のものづくりについて学べるところが特徴です。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 52.5~57.5
共テ得点率 75%~89%
倍率(2023年度) 3.4
倍率(2022年度) 3.2
引用:青山学院大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

青山学院大学理工学部は、学科がマイナーで人気度もそこまで高くなく、青山学院大学の中でも偏差値と倍率も低めであるためかなり狙いやすいと言えます。

前年度の倍率もかなり高く、それを避けて受験者数が分散する可能性があるので、理工学に興味がある人はもちろんMARCHにとりあえず入りたいという人にもおすすめの学部です。

MARCHの入りやすい学部⑤|立教大学法学部

青山学院大学コミュニティ人間科学部

MARCHの中でも入りやすい学部5つ目は、立教大学法学部です。

立教大学法学部は、「法学科」「国際ビジネス法学科」「政治学科」の3つの学科で構成されています。

どの学科に所属していたとしても基本的にはほぼ全ての講義を受講することができるので、法学・政治学を同時に学ぶことができるところが特徴です。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 62.5
共テ得点率 74%~79%
倍率(2023年度) 2.3
倍率(2022年度) 4.1
引用:立教大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

立教大学法学部は大学内では高めの偏差値となっていますが、2023年度の倍率は2.3と低いのでMARCHの中でもかなり狙いどころです。

受験人数自体も他の学部より多くないので、しっかりと入試対策をしておけば合格しやすいでしょう。

MARCHの入りやすい学部⑥|立教大学理学部

立教大学理学部は、「数学科」「物理学科」「化学科」「生命理学科」の4つの学科で構成されています。

少数精鋭で面倒見のいい先生が多くサポートが徹底されており、実験を行う環境も充実しているため学びたい学問についてより深く追求することができます。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 55.0~57.5
共テ得点率 72%~80%
倍率(2023年度) 3.6
倍率(2022年度) 3.1
引用:立教大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

立教大学理学部の偏差値は、55.0〜57.5とMARCHの中でも低めであるため受験の対策が練りやすく、倍率も高いというわけではないので比較的入りやすい穴場学部と言えるでしょう。

中でも数学科の偏差値は55.0と理学部でも1番低いため、理系で数学が特に得意な人にはとてもおすすめです。

MARCHの入りやすい学部⑦|中央大学商学部

MARCHの中でも入りやすい学部7つ目は、中央大学商学部です。

中央大学商学部は、「経営学科」「会計学科」「国際マーケティング学科」「金融学科」の4つの学科で構成されています。

中央大学の本キャンパスである八王子市の多摩キャンパスでビジネスについて幅広く学ぶことができ、体系的な授業でコミュニケーション能力やリーダーシップを高めることを目指していきます。自分に合った学問をよりしっかりと学ぶことができます。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 52.5~60.0
共テ得点率 75%~82%
倍率(2023年度) 3.5
倍率(2022年度) 2.8
引用:中央大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

中央大学商学部の偏差値は、52.5〜60.0と学科によって差がありますが、中でも会計学科は人気もそこまで高くなく比較的入りやすいです。

難易度はそこまで高くはありませんが、英語は特に分量が多く配点も高い傾向が見られるため、どんな問題が出題されるかを過去問を解いて掴んでおく必要があります。

MARCHの入りやすい学部⑧|中央大学理工学部

MARCHの中でも入りやすい学部8つ目は、中央大学理工学部です。

中央大学理工学部は、「数学科」「物理学科」「都市環境学科」「精密機械工学科」「電気電子情報通信工学科」「応用科学科」「ビジネスデータサイエンス学科」「情報工学科」「生命科学科」「人間総合理工学科」の10学科で構成されています。

理工学部以外の学部は八王子市にある多摩キャンパスに配置されていますが、理工学部は文京区の後楽園キャンパス内にあるため、MARCHの穴場大学の中でもアクセスがかなりいいところが特徴です。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 55.5~57.5
共テ得点率 74%~78%
倍率(2023年度) 4.4
倍率(2022年度) 3.5
引用:中央大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

中央大学理工学部の偏差値は法学部と同様に、52.5~65.0と学科によってかなりふり幅があります。

そんな理工学部の中でも、数学科と精密機械工学科の偏差値は52.5~55.0と低めなので、数学が得意だったり工学系に興味があって「MARCHに何とか入りたい!」という方にはぜひおすすめしたい学科となっています。

MARCHの入りやすい学部⑨|法政大学社会学部

MARCHの中でも入りやすい学部9つ目は、法政大学社会学部です。

法政大学社会学部は、「社会政策科学科」「社会学科」「メディア社会学科」の3つの学科で構成されています。

2018年度から入学した生徒に新カリキュラムを導入しており、各学科の学問を基礎知識から学んで2年生から細分化されたコースを選択し、関心のある分野でより社会学について深めていくことができます。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 57.5~65.0
共テ得点率 70%~84%
倍率(2023年度) 4.2
倍率(2022年度) 4.4
引用:法政大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

法政大学社会学部の偏差値は、57.5~65.0と学科によっては偏差値が高いところもありますが、国際企業関係法学科は57.5~60.0と比較的低めなので、偏差値を基準に決めたい人は国際企業関係法学科を狙ってみると良いでしょう。

また、2023年度の倍率は4.2と少し高めではありますが、年々下がってきているため今年も若干下がることが予想されます。

MARCHの入りやすい学部⑩|法政大学生命科学部

最後に紹介するMARCHの中でも入りやすい学部は、法政大学生命科学部です。

法政大学生命科学部は、「生命機能学科」「環境応用化学科」「応用植物科学科」の3つの学科で構成されています。

理系の学部の多くは3年生から研究室に配属されることが多いですが、法政大学生命科学部は希望すれば2年生から配属することができるため、学びたいことをすぐに学べる環境が整っているところが大きな特徴となっています。

偏差値・共テ得点率・倍率は以下の通りです。

偏差値 52.5~57.5
共テ得点率 68%~73%
倍率(2023年度) 3.6
引用:法政大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

法政大学生命科学部の偏差値は52.5~57.5なので、MARCH~早慶上智レベルを目指せる人で学部にこだわりが無ければ、比較的気軽に入試対策を行うことができます。

しかし、応用植物科学科については得点率が68%と高いわけではないので、詰めを甘くせずに対策を練る必要があります。

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ここまで、MARCHのなかでも入りやすい学部を10個紹介してきましたが、いずれかの学部の入試に挑んでも必ず合格できるというわけではないので、受験勉強はしっかりと行うことが大切です。

「MARCHに入りやすい学部でどれが自分に合っているかわからない」「MARCHに入るためには何をすべきか知りたい」という方は、塾や予備校で講師から指導を受けながら入試対策を行うことをおすすめします。

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MARCHの入りやすい穴場学部とは?|まとめ

MARCHとは明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の頭文字をとった、日本国内でもハイレベルの大学群のことを指しており、学歴にこだわる人の多くがMARCHを目指しています。

そんなMARCHの中でも入りやすい学部は、ニッチな分野が学べる文学部・社会学部・理工学部が多く、総じて偏差値も高くなく倍率も低いので入試対策がしやすいです。

また、自分で入りやすい学部を探してみるときは以下の3点に注目してみましょう。

  1. 他の学部よりも比較的偏差値が低い
  2. キャンパスが都心から離れている
  3. 倍率が低い

学歴は一生ついてくるものなので、志望校は適当に選んでしまわずこだわってみることをおすすめします。

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