こんにちは!武田塾で5校舎の統括をしている井関です!
高3になってから受験について考えだすと、今から勉強を始めて間に合うのか心配になりますよね。
そこで今回は、高3になってから受験勉強を始めるのが遅いのか、合格に間に合わせるためにはどのように勉強を進めていけば良いのかを解説していきます!
この記事を読んで、高3からの受験勉強を成功させましょう!
目次
高3から受験勉強を始めるのは遅い?
結論から言うと、高3になってから受験勉強を始めるのは少し遅いです。
なぜなら、受験勉強はやらないといけないことが山ほどあるので、4月がその後の勉強を順調に進められる期間のボーダーラインギリギリになるからです。
さらに、4月を過ぎて7,8月やそれ以降になってから受験勉強を始める場合、かなりの努力が必要になってきます。特に夏休みを十分に活用できないと、それ以前から勉強をしている受験生と大きく差が開いてしまいます。
また、勉強習慣の無かった人が急に受験勉強を毎日何時間もできるようにはなりません。そのため、まずは勉強習慣を付ける期間が必要です。
しかし、実際のところ、毎年多くの受験生が高3になってから受験勉強をはじめます。
ですが、受験直前や終わった後に「もっと早くから勉強しておけばよかった」と言う人がたくさんいます。
武田塾でもこのような話はよく聞くので、高3になったらすぐにでも受験勉強を始めましょう!
やり方次第で十分間に合う
先ほど高3になってからでは少し遅いと言いましたが、やり方次第では十分間に合わせることができます。
そこで、どうやって勉強を進めていけば良いのか、そのポイントを紹介していきます。4月以前に勉強を始めた人にも役立つ内容になっているので、参考にしてみてください!
【受験勉強をするときのポイント4選】
1:勉強生活に慣れる
2:目標を決める
3:計画を立てる
4:基礎から始める
ポイント1:勉強生活に慣れる
まずは勉強習慣を付けるところから始めましょう。志望校や個人の学力にもよりますが、受験勉強は毎日、長時間の勉強をする必要があります。
勉強時間の目安としては、平日4~5時間、休日・長期休み9~10時間程度できると良いです。
この長時間の勉強に慣れるためには、自分がどんなペースでどんな環境で勉強すると一番集中して進められるかなどを把握することも大事です。
特に今まで勉強をあまりやっていなかった人は、少しずつ時間を伸ばしていって、最終的に長時間の勉強ができるようにしていきましょう。
ポイント2:目標を決める
ただ勉強を進めるだけになるのはとても大変です。なので、目標を決め、その目標を達成するために勉強を進めていきましょう。
受験での目標としてはやはり、志望校を決めることが一番分かりやすくて良いです。1校だけに絞る必要は無いので、行きたい大学をいくつかピックアップしてみましょう。
まだ行きたい大学が全然決まっていない人は、大学でやりたいことや学びたい分野を考えてみてください。それをやるために、今勉強をするという立派な目標になります。
志望校ややりたいことなどの大きな目標が決まったら、小さな目標を設定していきましょう。例えば、「〇月までに模試で偏差値〇〇まで取れるようになる」「あと〇週間でこの参考書を終わらせる」というイメージです。
モチベーションのために直近は小さな目標の達成を目指し、最終的に大きな目標を達成しましょう!
目標を立てるときはSMARTの法則を意識しよう!
目標の立て方の一つとして、SMARTの法則というものがあります。これを使うことで、達成可能で効果的な目標を立てることができます。
SMARTというのは、下の5つの英単語から頭文字をとった名前になっています。
S:Specific
M:Measurable
A:Achievable
R:Relevant
T:Time-bound
Specificは明確であったり、具体的であることです。例えば参考書を終わらすことを目標にすることで、次に何をするのかがわかりやすくなります。
Mesurableは測定可能なことです。数値化されているとも言えます。参考書であれば、「問題を〇〇%正解できるようになる」と数値で捉えられるような目標を立てましょう。
Achievableは達成可能なことです。例えば、1週間で偏差値を20上げるというのはさすがに難しいです。現状からして達成できる範囲内の目標が良いです。
Relevantは関連性があることです。目標を立てるとき、その目標が後に達成したい大きな目標に関係が無ければ意味がありません。目標どうしの関連性に注意しましょう。
Time-boundは期限が決まっていることです。期限を設定することで集中して勉強することができます。
SMARTの法則を活用して目標を立ててみてください!
ポイント3:計画を立てる
先ほどの目標の達成に向けて、今何をする必要があるのかを分かりやすくするために勉強の計画を立てましょう。
志望校の合格から逆算して、何をいつまでに終わらせるのか、そのためには一日どれだけ進めれば良いのかを勉強計画として設定しましょう。
一人で計画を立てるのが難しい方は、武田塾の参考書ルートを参考にしてみてください。志望校のレベル別に、どの参考書にどの順番で取り組むべきかがまとめられています。
参考書ルートはYouTubeの武田塾チャンネルなどで見られます。
他の科目の参考書ルートもあります。
ポイント4:基礎から始める
受験は基礎が大事なので、受験勉強も基礎から始めましょう。
時間がたくさん取れる夏休みに実践や応用を行うために、できれば夏休み前までに、遅くても夏休み前半には基礎固めを終わらせることが理想です。
なぜ基礎が大事かと言うと、基礎より上のレベルの勉強をしているとき、基礎が分からないとそもそも理解出来ず、使うこともできないからです。
例えば、英語の基礎である英単語をやらずに文法の勉強を始めたら、理解するのに苦労します。さらに、実際に使おうとしても、単語を知らなかったら文章が作れません。
また、基礎が不安定なまま勉強を進めた後にもう一度基礎に戻るとなると、基礎のうちどこが足りないのかを探す必要があり、余計に時間がかかってしまいます。
他の科目でも基礎は重要になって来ます。できるだけ早く基礎固めを終わらせて、実践や応用に多めに時間を使えるようにしましょう。
ポイント5:塾や予備校を活用する
餅は餅屋と言うように、受験のことは受験のプロである塾や予備校を活用することをオススメします。
塾や予備校では、カリキュラムや効率のいい勉強法を教えてくれます。また、勉強や受験に関する悩みなども相談することができます。
自習室をはじめとした勉強しやすい設備や環境が整っている点も大きな魅力の一つです。
ですが、これまで紹介したポイントと違うのが料金がかかってしまうことです。そこでオススメなのが、塾や予備校が無料で実施している受験相談に行ってみることです。
多くの場合は、話だけ聞いて入塾しなくても大丈夫でしょうから、受験相談は行くだけお得です!
その際、いろんな視点からの意見を得るために複数の塾や予備校で受験相談を受けるとより効果的です。
ここまでで紹介した勉強のポイントは以下の通りです。
【受験勉強をするときのポイント4選】
1:勉強生活に慣れる
2:目標を決める
3:計画を立てる
4:基礎から始める
武田塾生徒の例をご紹介
ここでは、夏休みから武田塾で3科目を受講して、MARCHに合格した生徒の例を紹介します。
この生徒は、そもそも勉強が嫌いで、入塾するまでは一切勉強をしていませんでした。そのため、まずは勉強習慣を付けるために、武田塾の通常のペースよりも遅めで進めました。
さらに9月頃からは、毎日学校帰りに自習室に来ることを決め、より勉強習慣を徹底しました。
また、どの科目も学校の授業でやっただけで、自分で受験に向けた勉強をしていたわけでは無かったため、基礎から始めました。特に、英語は今まで感覚で解いていたため、文法は基礎中の基礎の参考書をやっていました。
目標としては、当初は学びたいことがぼんやりとあるという抽象的なものでした。もちろんこれも立派な目標ですが、もっと具体化したほうがモチベーションにつながります。
そのため、それはどんな学問なのか、実際にその学問を学べるのはどんな大学なのかを探すようアドバイスしました。
その結果、いくつか志望校を決め、それまでよりも受験勉強に力を入れて取り組むようになりました。
勉強計画としては、武田塾に入塾しているので、当然の事ながら武田塾の参考書ルートを使用していました。
先ほど紹介した勉強のポイントをしっかりと抑えたことと本人の努力もあり、最終的に志望校に合格することが出来ました。
この生徒以外にも、逆転合格を勝ち取った生徒はたくさんいます。この他の合格体験記は下のリンクからご覧いただけます!
まだ間に合うから心配無用
このように、高3になってからでも、やり方次第ではまだ十分間に合います。
今回紹介した勉強のポイントを活用したりしながら、高3の人は今すぐにでも受験勉強に手を付けてみてください!また、まだ高3ではない人たちも、できるだけ早く受験に向けて動き出しましょう!
さらに武田塾ではシーズンごとに、高3生をサポートするキャンペーンを行っています。下のお知らせから最新のキャンペーンを確認してみて下さい!
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特に、武田塾では参考書学習によってハイスピードで受験勉強を進められます。
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