【厳選5学部】慶應義塾大学で入りやすい学部は結局どこなの?

【厳選5学部】慶応義塾大学で入りやすい学部は結局どこなの?

こんにちは!武田塾田無校・ひばりヶ丘校・東久留米校で統括をしている井関です。

慶應義塾大学は文学部・経済学部・法学部・商学部・医学部・理工学部・総合政策学部・環境情報学部・看護医療学部・薬学部の10学部あり、どの学部も全国的に人気があり偏差値が高く、早稲田大学と並ぶ日本の最難関私立大学の1つです。

そんな慶應義塾大学に「なんとしてでも入りたい」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は慶應義塾大学の入りやすい学部5選を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

監修者

慶應義塾大学の大学入試の特徴とは?

慶應義塾大学の受験対策に使えそうな図書館

慶應義塾大学の入試は、共通テスト利用の方式を採用せずに一般入試のみとなっています。

各学部の受験科目数は1〜3科目となっているため、慶應義塾大学のみを志望する場合には受験対策を行う科目数が絞られるため効率的に勉強することができます。

ただし日本最難関大学の1つでもある慶應義塾大学は、入試問題のレベルが高いため傾向を分析して計画的に対策を行う必要があります。

基礎力を身につけた後は、慶應義塾大学の出題形式に慣れるように過去問題を活用して勉強に取り組みましょう。

慶應義塾大学で入りやすい学部5選

女性4人の大学生グループ

慶應義塾大学は偏差値が60〜72.5、倍率が2.4〜7.3倍と学部間での学力格差・人気格差が大きい大学です。

ここでは偏差値・倍率や受験科目から入りやすい学部を6つ紹介しますので、志望校選択の参考にしてください。

慶應義塾大学で入りやすい学部①文学部人文社会学科

慶應義塾大学で入りやすい学部の1つ目は、文学部人文社会学科です。

文学部生の1年生は日吉キャンパス、2年生からは三田キャンパスで学んでいきます。

慶應義塾大学の文学部人文社会学科の特色として、他の大学の文学部のように文学を中心に勉強はせず、各国語を駆使した文学系の学問を中心に自分の興味がある分野を勉強できるという点があります。

そのため大学1年生は一般教養という勉強が中心になり、1年かけて自分がどの分野を学ぶべきかを追求したのち、大学2年生では哲学や心理学などの幅広い17専攻+2分野から学びたい分野を選択して学問をより深く追求することができます。

偏差値・倍率は以下の通りです。

偏差値 65.0
倍率(2023年度) 3.2
倍率(2022年度) 3.2
引用:慶應義塾大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

慶應義塾大学の文学部人文社会学科の2023年度の受験者は3,731名で合格者1,172名という結果でした。

文学部人文社会学科の偏差値は65、倍率は2022年から2023年度を通して3.2と決して低くはありません。

しかし、受験科目は地歴(世界史B・日本史Bから1つ選択)・外国語・小論文と科目数が少なく、入試対策もしやすいことから他の学部と比較しても入りやすい学部の1つと言えるでしょう。

慶應義塾大学で入りやすい学部②商学部商学科(A方式)

慶應義塾大学で入りやすい学部の2つ目は、商学部商学科(A方式)です。

慶應義塾大学の商学部商学科は大学1・2年次には一般教養に加え、経営・会計・商業・経済・産業の基礎 を学び、大学3・4年次からはその中からさらに専門的な勉強を行うカリキュラムとなっています。

また受験方式は、A方式と呼ばれる地歴・数学・外国語を使った選抜方法とB方式と呼ばれる地歴・外国語・小論文を使った選抜方法の2つがありますが、倍率・偏差値からA方式がおすすめです。

偏差値・倍率は以下の通りです。

偏差値 65.0
倍率(2023年度) 2.4
倍率(2022年度) 2.3
引用:慶應義塾大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

慶應義塾大学の商学部商学科(A方式)の2023年度の受験者は3,947名で合格者は1,621名という結果でした。

商学部商学科は文系の学部ですが、A方式の入試で数学の試験がある点から慶應義塾大学の全学部の中で最も倍率が低く、数学が得意な文系の方は入試対策がしやすいかと思われます。

商学部をA方式で合格した学生の中には「出題傾向が若干個性的である」という声もあがっていることもあり、過去問の研究は最低でも5年分は行っておきましょう。

また、対策としては英語の配点が1番高いため、英語を重点的に固めておくことをおすすめします。

慶應義塾大学で入りやすい学部③総合政策学部総合政策学科

慶應義塾大学で入りやすい学部の3つ目は、総合政策学部総合政策学科です。

慶應義塾大学の総合政策学部総合政策学科は神奈川県にある湘南藤沢キャンパスにある学部で、ビリギャルで有名な小林さやかさんも通っていました。

総合政策学部総合政策学科の学べる内容は自由度が非常に高く、経済学や文学などはもちろんのこと、同キャンパス内の環境情報学部のコンピューターサイエンス・バイオテクノロジーなどその他多くの理系分野まで学ぶことが可能です。

文理が融合した学習環境に身を置くことで、学問にとらわれず幅広い知識を身につけられるところが特徴となっています。

偏差値・倍率は以下の通りです。

偏差値 70
倍率(2023年度) 5.8
倍率(2022年度) 5.3
引用:慶應義塾大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

慶應義塾大学の総合政策学部総合政策学科の2023年度の受験者は2,574名で合格者は441名という結果でした。

受験科目が小論文と数学または英語から1科目選択という点から、数学や英語に自信がある場合に受験している方が多く偏差値が高くなっています。

小論文の難易度も高いため数学や英語と同様に受験対策を行う必要がありますが、小論文が得意な方数学か英語が得意な方にはおすすめの学部です。

慶應義塾大学で入りやすい学部④環境情報学部環境情報学科

慶應義塾大学で入りやすい学部の4つ目は、環境情報学部環境情報学科です。

慶應義塾大学の環境情報学部環境情報学科は、総合政策学部総合政策学科と同様に神奈川県にある湘南藤沢キャンパスにあります。

上述したように、総合政策学部と環境情報学部は互いの学部の研究領域を学ぶことができるため、様々なプロジェクトに参加し、主体的な取り組みを行うことで自分だけの専門分野を創り出すことができます。

環境情報学部・総合政策学部のゼミは「研究会」と呼ばれており、大学1年生から早速取り組むことが可能です。

それぞれの研究会では研究目的を掲げており、毎年秋ごろに開催される研究成果の発表イベントに向けて活動していきます。

偏差値・倍率は以下の通りです。

偏差値 72.5
倍率(2023年度) 6.4
倍率(2022年度) 5.5
引用:慶應義塾大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

慶應義塾大学の環境情報学部環境情報学科の2023年度の受験者は2,319名で合格者は362名という結果でした。

受験科目は総合政策学部総合政策学科と同様に、小論文と数学または英語から1科目を選択するため科目数が少ない点からおすすめですが、倍率の変動が激しく2020年度は9.4倍と非常に高い年もあります。

環境情報学部環境情報学科を受験する場合は、倍率が高くなることも想定して受験対策を行うようにしましょう。

慶應義塾大学で入りやすい学部⑤看護医療学部看護学科

慶應義塾大学で入りやすい学部の5つ目は、看護医療学部看護学科です。

慶應義塾大学の看護医療学部看護学科は、1・2年次は神奈川県の湘南藤沢キャンパス、3年次は東京都の信濃町キャンパス、4年次は湘南藤沢キャンパスと信濃町キャンパスというように2つのキャンパスを行き来しながら学習します。

看護医療学部・医学部・薬学部の3つの学部が連携して、医療系三学部合同教育プログラムを必修科目として実施しており、医療や保険・福祉分野の専門性が高められるように他学部の講師を積極的に招いているので、幅広い視点を持ちながら学ぶことができます。

偏差値・倍率は以下の通りです。

偏差値 60.0
倍率(2023年度) 3.1
倍率(2022年度) 3.8
引用:慶應義塾大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

慶應義塾大学の看護医療学部看護学科の2023年度の受験者は500名で合格者は163名という結果でした。

看護医療学部看護医療学科の入試は1次と2次に分かれており、1次試験は英語と数学または理科から1科目選択の2科目で選抜し、2次試験は面接と1次試験時に行う小論文を使って選抜して合否が決まります。

看護医療学部看護医療学科は、合格者の平均偏差値が慶應義塾大学の中では最も低いため入りやすい学部の1つと言えるでしょう。

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慶應義塾大学の入りやすい学部について紹介しましたが、どの学部も偏差値60以上で倍率が2倍以上であるため、十分な対策を行わなければ合格することは難しいです。

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慶應義塾大学は日本でもハイレベルとされている大学なので、独学で受験勉強するのは怖いという方もいるかと思います。

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慶應義塾大学で入りやすい学部6選|まとめ

慶應義塾大学はどの学部も難易度が高く、共通テスト利用の入試方法がない点や学部ごとに様々な受験科目があることが特徴的です。

「慶應義塾大学に入りたい」と思っている場合には、少しでも早く受験に必要な科目を中心に勉強し、受験対策をスタートさせましょう。

また慶應義塾大学の入試では、小論文が必要な学部も多いため小論文も他の受験科目と同様に過去問題から傾向を分析し、何度も繰り返し書いて学校・塾の先生に添削をしてもらうなど対策を行いましょう。

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