テスト前に勉強のやる気が出ないのは普通?プロが理由と対処法や勉強法を徹底解説!
こんにちは!武田塾田無校・ひばりヶ丘校・東久留米校の統括をしている井関です。
テスト前になるとなぜか勉強のやる気、モチベーションって下がりがちですよね。
そこで今回は、テスト前に勉強したくなくなるのがよくあることなのか、その理由、対処法などを紹介していきます。
少しでも楽にテスト勉強を進めていきましょう!
目次
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テスト前に勉強のやる気が出ないのは当たり前!
実は、テスト前に勉強のやる気がでないのは当たり前なんです!むしろやる気を出してバリバリ勉強を進められる人はごく少数しかいません。「勉強やる気でないな〜」と思っている人がほとんどです。
というのは、テスト前になると、当然ながらクラス内でもテストやそれに向けた勉強の話題が増えてきます。すると、本番で何点取れるかや自身の勉強時間が気になって勉強に手が付かなくなるからです。
つまり、テスト前というのは勉強したくなくなる原因が普段よりも増える時期なので、勉強のやる気がでなくても気にする必要はありません。
テスト前ほど勉強意欲が下がる理由とは?勉強あるあるを解説
ここでは、なぜ勉強のやる気が出ないのか、よくある理由として以下の5つを紹介します。
【テスト前に勉強のやる気がなくなる原因5選】
1.テスト結果に不安がある
2.内容を理解できていない
3.焦りで集中できていない
4.疲れや飽きがきている
5.勉強に適した環境が整っていない
それでは見ていきましょう。
原因1.テスト結果に不安がある
テスト結果に不安があると「勉強しなかったから点数が取れなくてもしょうがない」と保険をかけるためにわざと勉強をしないことがあります。
これは意識していなくても、深層心理でそう思っている場合にもやってしまう可能性があるので気をつけましょう。
原因2.内容を理解できていない
今現在勉強している範囲の内容がしっかりと理解できていない場合もやる気が出なくなりがちです。むしろ、何をやっているのかわからないことに対してやる気を出す事のほうが難しいです。
その理由として、自分の成長が感じられないことや、自分に能力がないと思ってしまうことがあります。
過度に落ち込んだりせずに自分に合った内容をやるようにしましょう。
原因3.焦りで集中できていない
人は焦りがあると、やる気が出なくなるものです。
なぜなら、焦ることにエネルギーを持って行かれてしまい、本来やるべきことに割く分が減るからです。
例えば、友達と話していると、自分の勉強のやり方や量との違いを感じて焦ることがあります。他にも、テストが近づいてくるとテスト勉強が間に合うか、十分かなどが気になってだんだんと焦りが出て来てしまいます。
そうすると、勉強をしていても、常に人と比べたり、テストまでの残りの時間を考えるのにエネルギーを使うことになります。勉強に集中するためのエネルギーを確保できなくなるため、最終的にやる気もなくなってしまいます。
焦りはやる気を奪っていってしまうのです。
原因4.疲れや飽きがきている
テスト勉強を長時間続けるとだんだん疲れや飽きがきて、先ほどと同じくエネルギーがなくなっていき、やる気もなくなっていきます。
もちろんテスト勉強や受験勉強は長時間できるに越したことはないですが、やる気のない、集中していない状態でやっても身に付きづらいですし、何よりやっていてつらいです。
なので、そういう時は思い切って休憩をとってみることも効果的です。詳しくは後で紹介しています。
原因5.勉強に適した環境が整っていない
やる気が出ないと感じている人は、そもそも勉強場所や学習環境が整っていない状態で勉強しているかもしれません。
周りに気が散るようなものが置いてあったり、同じ空間にいる人たちが勉強をするような雰囲気ではなかったりすると、集中できません。
よくあるのがスマートフォンです。自分の手の届く範囲にあるとどうしても気になってしまい、ついつい触ってしまいます。少しだけと思っても気づいたら何十分、何時間と勉強しないまま時間が経過していくものです。
実際に触ることはなくても、気になっているだけで集中しづらいですし、それを無視しようとすることにも無駄にエネルギーを使うので、環境は整えてから勉強を始めましょう。
ここまで見てきたのは以下の通りです。
【テスト前に勉強のやる気がなくなる原因5選】
1.テスト結果に不安がある
2.内容を理解できていない
3.焦りで集中できていない
4.疲れや飽きがきている
5.勉強に適した環境が整っていない
また、以下の記事ではやる気が出ないを通り越して勉強が嫌いになる原因やその対策について解説されています。勉強が嫌になってきたら、こちらもあわせてご覧ください。
子供が勉強嫌いになる原因と特徴について、その対処法も解説します
次に勉強したくない人の実例を紹介します。
実際の学生の例をご紹介
ここでは実際に勉強したくないと思っている人の事例を紹介していきます!
例えばXではこのような意見を見ることができます。
また、Yahoo知恵袋でもテスト前にやる気がでない人の質問が5万件以上あります
実際に「テスト前日でも全く勉強する気が出ない」や「勉強しないといけないのはわかっているけどやる気が出ない」という悩みを持った人がたくさんいます。
このようにX、yahoo知恵袋を見るだけでも勉強のやる気が出ない人は案外たくさんいるのです。
定期考査もこれでバッチリ!オススメの勉強法&やる気を出す方法
ここまでは勉強のやる気が出ない原因やその例を見てきました。なので、ここではそんな時にオススメの勉強法や、やる気を出す方法を解説します。
【勉強法&やる気を出す方法5選】
方法1.計画表を作る
方法2.自分へのご褒美を設定する
方法3.勉強する科目や範囲を変える
方法4.学習環境を変える
方法5.適度に休憩をとる
それではひとつひとつ見ていきましょう
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方法1.計画表を作る
テスト前はもちろん、それ以外のときにも「何を、いつ、どれだけ勉強するのか」を書いた計画表を作るようにすると良いです。
計画を立てる段階でそもそも自分が何をどれだけやる必要があるのかがわかります。これは自分の状況の把握になるので、間に合わないかもしれないという焦りを減らせます。
また、自分を律しやすくなるというメリットもあります。人は、時期や量が明確でない場合にはやる気が出づらくなりやすいですが、計画を立てておけばそんな心配はなくなります。
ただ、途中で続けられなくなってしまっては本末転倒なので、現実的に達成できる計画を立ててください。
計画は常にその通りに進むわけではありません。時々修正が必要になってきます。そのため、勉強をする時にはどれだけ計画通りにできたかを書くことを忘れないようにしてください。
効率的に勉強するためにも計画を立てることをオススメします。
方法2.自分へのご褒美を設定する
自分で目標を設定し、それを達成できたら自分にご褒美を上げるようにするのも効果的です。
・〇〇分勉強したらお菓子を食べられる
・〇〇点取れたら欲しいものを一つ買う
こうすれば、自分にいいことがあるのでやる気も出てきます。
小さな目標を設定すること自体も、よい勉強法です。膨大な量の勉強をまとめてやろうとするより、少しずつ分けて進めていくことで「たくさんある」というプレッシャーが和らぎます。
方法3.勉強する科目や範囲を変える
今やっている内容がわからなかったり、ずっと同じところばかりをやっていたりしてやる気が出ないときは、別の科目や範囲をやってみると意外と気分転換になってやる気が復活します。
そして、ある程度時間がたってからもともとやっていたところに戻ると、最初よりもペースを上げて勉強を進められます。
時には基礎まで戻ってみると忘れていたところを覚え直せる機会になることもあるので、行き詰ったときには、勉強する範囲を変えてみてください。
方法4.学習環境を変える
勉強場所を変えてみることも、やる気へとつながります。
これは、周りがうるさかったり、気になるものが近くにあったりして集中できない時に有効です。また、気分転換にもなるので、既に静かな場所にいたとしても、場所を移動するとより勉強がはかどるようになります。
例えば、図書館や公共の学習スペース、学校や塾の自習室などは静かで気の散る物が無い場所なので勉強に集中できます。
自分に適した場所で勉強するようにしましょう。
関連記事:地域の自習室・勉強場所情報
方法5.適度に休憩をとる
テスト前になると少しでも多く勉強しないと行けないと思ってしまい、休憩を取らずに勉強し続けるという事をしてしまいがちです。
しかし、ずっと同じことをするのはとても疲れますし、座ったまま何時間も過ごすのは体にも良くないので適度に休憩を撮るようにしましょう。
動画やSNSを見て息抜きをしたり、15~20分程度の仮眠をしたりするのも効果的です。短い睡眠は脳の認知機能が向上すると言われています。
また、以下の武田塾チャンネルの動画では、休憩の取り方について解説しているので参考にしてみてください。
ただ、休憩を取るときには次の2点に注意しましょう。
・休憩の頻度を多くしすぎない
・休憩時間を長くしすぎない
サボらない程度に適度に休憩をとるようにしましょう。
ここで見てきたのは以下の通りです。
【勉強法&やる気を出す方法5選】
1.計画表を作る
2.自分へのご褒美を設定する
3.勉強する科目や範囲を変える
4.学習環境を変える
5.適度に休憩をとる
次はテスト直前に重要なことを紹介します。
関連記事:【どうしても勉強したくない受験生】その理由と対策や解決策を徹底解説
テスト直前の学習で特に重要なこと3選
ここまで紹介してきたやり方はテスト前に限らず普段から使えるものでしたが、ここではテスト前に特化してご紹介していきます。
科目それぞれに合った勉強をする
テスト前は基本的に時間がないので、それぞれの科目を一番効率がいいやり方で進めましょう。
まず全体に共通して言えるのは、テスト範囲をざっと一周して、自分が苦手なところや覚えられていないところをピックアップしてからそこを重点的にやるということです。
そのうえで、社会や英語などの暗記系の科目はひたすら教科書を読んで覚えましょう。日本史と世界史は出来事の大きな流れを捉えると良いです。
数学などの演習がメインの科目は公式を覚えたうえで、各テーマ1問ずつ解きましょう。間違えたりしたところはきちんと復習をしてくださいね。
各教科を超簡単に総復習してから、重要なところだけ力を入れて勉強する感じでやりましょう。
誘惑を完全に断つ
貴重な時間を最大限活用するために、テスト前には自分の気が散る原因になるものを普段よりも徹底して近くに置かないようにしたり、場合によっては離れたりしましょう。
具体的には、スマホを親に預けたり、そもそも勉強場所を変えてみたりすることが対策になります。
睡眠時間をしっかり確保する
いくら時間がなくても、絶対に睡眠は取るようにしましょう。
なぜなら、睡眠が足りていないとテスト中に眠くなって、せっかく勉強した成果が発揮しきれないからです。
他にも、普段と違う生活リズムになると、いつも通りのパフォーマンスを出せないこともちゃんと寝るべき理由の一つです。
また、テスト前日は早めに寝て、朝にもう一度復習をするとより知識が定着するのでオススメです。
できるだけ睡眠時間は削らないようにしましょう。
当たり前のことを気にしすぎるのはダメ!
テスト前に勉強のやる気が出ないのはしょうがないことで、実際にXなどでも勉強したくないと言っている人がたくさん見られるようなごく当たり前のことなのです。
それだけ当たり前のことを気にしすぎるのは、気が滅入ったり時間を無駄に使ったりするだけなので、できるだけ避けましょう。
しかし、テストは絶対にやって来ます。ですから、少しでも勉強しようと思ったら今回紹介したやる気を出す方法や勉強法の中からできそうなものを見つけて、実践してみてください。
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