武田塾草津校校舎長
1992年山梨県甲府市生まれ。
偏差値56の高校から名古屋大学・早稲田大学・東京理科大学・明治大学・青山学院大学に現役合格を果たす。高校時代、夏休みはゲームを毎日10時間以上やるなど順風満帆な受験生像とは大きくかけ離れていたが、その分効率を追い求めて勉強方法を模索。その結果、やればやった分だけ伸びる勉強法を独力で確立した。
東海地方・関西地方の教育業界で11年を過ごし、数々の受験生を難関国公立や関関同立に送り出してきた経験を持つ。そのため東海地方・関西地方の受験事情に精通している。
また、インターネット上などで数多く広まっている勉強法について、『メリット』・『デメリット』・『どういった人に向いている』・『向いていない』など分析することを得意としている。
現在は武田塾草津校にて、生徒一人ひとりに合った勉強法や学習の工夫を伝えることに邁進している。
【2025年】関西の入りやすい国公立大学のおすすめ8選!勉強法や受験戦略も紹介

こんにちは!武田塾草津校校舎長の内田です。
「関西の国公立大学を目指したいけど、難関校ばかりで自分に合った大学が分からない…」
「私立よりも受験科目が多くて、勉強の負担が大きいのが不安…」
「偏差値が高くない関西の国公立大学を狙いたいけど、合格できそうなところはある?」
このように悩んでいませんか?
関西には、比較的入りやすい国公立大学がいくつかあります。
しかし、どの大学が自分に合うのかわからない方もいるでしょう。
そこで本記事では、関西の入りやすい国公立大学や合格に向けた勉強法などを紹介します。
自分に合った国公立大学を知り、正しく対策したいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
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入りやすい国公立大学の基準とは

関西には数多くの国公立大学が存在しています。
その中でも入りやすい国公立大学の基準は、以下の通りです。
【入りやすい国公立大学の基準】
1.偏差値が低めの大学・学部
2.志願者数・倍率が低い
3.共通テストの合格最低点が低い
自分の学力と照らし合わせて、それぞれ見ていきましょう。
1.偏差値が低めの大学・学部
国公立大学の偏差値は、私立大学よりも高めに設定されていることが一般的です。
私立大学では3科目受験が主流ですが、多くの国公立大学では5教科7科目の共通テストが必要です。
そのため、全体的に学力が求められる傾向にあります。
しかし、同じ大学でも学部によって、偏差値に大きな差があるケースが少なくありません。
特に、総合大学では医学部や工学部などが高偏差値である一方、文系の学部や地域に密着した学部は比較的入りやすいことがあります。
偏差値の目安は以下の通りです。
偏差値 | 割合・分布 |
70以上 | 2.28% |
65〜69 | 4.4%(上位6.68%) |
60〜64 | 9.19%(上位15.87%) |
55〜59 | 14.98%(上位30.85%) |
50〜54 | 19.15%(上位50%) |
45〜49 | 19.15%(上位69.15%) |
40〜44 | 14.98%(上位84.13%) |
35〜39 | 9.19%(上位93.32%) |
30〜34 | 4.4%(上位97.72%) |
29以下 | 2.28%(上位100%) |
難関国公立大学を目指す場合、おおよそ偏差値60以上が必要とされますが、地方国公立大学や一部の学部では偏差値50前後でも合格を狙えるケースがあります。
なお、偏差値の計算方法については、関連記事「【偏差値とは?】偏差値の計算方法を知って、正しい見方を知ろう!」で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。
2.志願者数・倍率が低い
国公立大学の入試では、倍率が低い大学・学部を選ぶことも、合格の可能性を高めるポイントの一つです。
倍率が低いということは、定員に対する受験者数が少なく、競争率が低いことを意味します。
例えば、倍率が1.0倍であれば、募集人数と志願者数が一致している状態となり、受験した人のほぼ全員が合格する可能性があります。
もちろん、実際には学力の基準を満たしていることが前提ですが、倍率が低い大学や学部を選ぶことで、より合格のチャンスを広げられるでしょう。
また、関西であれば、大阪・京都・兵庫以外の地方の国公立だと倍率が低いケースがあります。
さらに、二次試験の科目が少ない大学は、対策しやすい反面、受験生から敬遠されがちなため狙い目です。
3.共通テストの合格最低点が低い
国公立大学を受験する場合、共通テストの受験が必須となります。
しかし、すべての国公立大学が同じ基準で合否を決めているわけではなく、各大学によって合格最低点(ボーダーライン)が異なります。
一般的に、難関国公立大学(京都大学・大阪大学・神戸大学など)では共通テストで8割以上の得点が必要ですが、地方の国公立大学や一部の学部では、5~6割程度でも合格できるケースがあるのです。
共通テストの合格最低点が低い国公立大学を狙えば、共通テストの得点が伸び悩んでも合格できるチャンスがあるため、受験のハードルが下がります。
なお、偏差値の計算方法については、関連記事「共通テストのボーダーって何? 点数が取れないと2次受験は無理?」で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。
関西の入りやすい国公立大学のおすすめ8選

関西の入りやすい国公立大学を探すなら、中堅・地方大学に着目しましょう。
大阪・京都・兵庫の大都市圏以外だったり、メジャー度が低かったりすると、倍率が落ち着いていて比較的入りやすい傾向にあります。
さらに、学部で言うと、教育学部や理学部など専門的な学部も狙い目です。
関西の入りやすいおすすめの国公立大学は、以下の通りです。
【関西の入りやすい国公立大学】
1.滋賀大学
2.滋賀県立大学
3.奈良女子大学
4.和歌山大学
5.兵庫県立大学
6.京都教育大学
7.大阪教育大学
8.奈良教育大学
順番に見ていきましょう。
入りやすい国公立大学①:滋賀大学
滋賀大学は、教育学部・経済学部・データサイエンス学部の3学部を持つ国立大学で、関西圏でも比較的入りやすい国公立大学の一つです。
教育学部は大津市内から少し離れた石山の丘陵地、経済学部とデータサイエンス学部は、琵琶湖の東岸の彦根市にあります。
滋賀大学の偏差値や共通テスト得点率などは、以下の通りです。
偏差値 | 教育学部:45〜50 経済学部:52.5%〜55 データサイエンス学部:52.5〜55 |
共通テスト得点率 | 教育学部:43〜70% 経済学部:66%〜83% データサイエンス学部:65%〜79% |
倍率(2024年度) | 教育学部:1.0〜4.0 経済学部:1.0〜36.3 データサイエンス学部:1.9〜3.6 |
倍率(2023年度) | 教育学部:1.0〜11.0 経済学部:1.0〜2.8 データサイエンス学部:2.5〜5.3 |
引用:滋賀大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社
滋賀大学の各学部は、偏差値がそれほど高くありません。特に教育学部の偏差値は、45〜50となっており、他の学部よりも低いです。
また、2023・2024年度の教育学部と経済学部の倍率は、1.0からになっており、比較的落ち着いているでしょう。
入りやすい国公立大学②:滋賀県立大学
滋賀県立大学は、文系・理系にまたがったユニークな学部を持つ総合大学です。
環境科学部・工学部・人間文化学部・人間看護学部の4学部からなっています。
キャンパスは、琵琶湖東北部湖岸にあり、広さは約32ヘクタールで、甲子園球場の約10倍と広大な大学です。
水と緑に囲まれた自然に満ちたキャンパス環境が整っています。
滋賀県立大学の偏差値や共通テスト得点率などは、以下の通りです。
偏差値 | 環境科学部:45〜47.5 工学部:45〜50 人間文化学部:50〜52.5 人間看護学部:なし |
共通テスト得点率 | 環境科学部:55%〜66% 工学部:53%〜66% 人間文化学部:61%〜74% 人間看護学部:63%〜66% |
倍率(2024年度) | 環境科学部:1.0〜5.7 工学部:1.3〜3.0 人間文化学部:1.4〜10.7 人間看護学部:1.6〜2.2 |
倍率(2023年度) | 環境科学部:1.0〜4.0 工学部:1.3〜2.7 人間文化学部:1.2〜7.0 人間看護学部:3.0〜5.3 |
引用:滋賀県立大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社
滋賀県立大学の環境科学部と工学部の偏差値は、45〜50の間であり、それほど高くありません。
さらに、共通テスト得点率も5割〜7割弱となっており、国公立大学の中では低めの水準です。
倍率は学科や年度によって異なりますが、特に環境科学部と工学部は倍率が低めで、競争率が比較的穏やかです。
一方で、人間文化学部は学科によって倍率に大きな幅があり、年度によっては10倍以上になることもあるため、事前に志願者数の推移をチェックしましょう。
入りやすい国公立大学③:奈良女子大学
奈良女子大学は、文学部・理学部・生活環境学部・工学部の4つの学部がある大学です。
古都奈良の閑静な市街地にあり、落ち着いた雰囲気の中、勉強に集中できる環境が整っています。
大学周辺に学生寮や下宿、アパートなどがあり通学に便利です。
奈良女子大学の偏差値や共通テスト得点率などは、以下の通りです。
偏差値 | 文学部:57.5〜60 理学部:47.5〜55 生活環境学部:55〜57.5 工学部:52.5 |
共通テスト得点率 | 文学部:71%〜75% 理学部:63%〜74% 生活環境学部:66%〜76% 工学部:69%〜75% |
倍率(2024年度) | 文学部:1.4〜7.1 理学部:1.2〜6.7 生活環境学部:0.8〜10.5 工学部:1.7〜5.6 |
倍率(2023年度) | 文学部:1.3〜5.3 理学部:0.9〜7.0 生活環境学部:1.6〜8.8 工学部:1.5〜3.9 |
引用:奈良女子大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社
理学部と工学部は各学部の中でも偏差値が低く、共通テストが7割前後取れていれば、合格する可能性があります。
さらに、学部によって倍率の変動が大きく、2024年には生活環境学部、2023年には理学部で倍率割れしています。
そのため、倍率が低い学部を狙えば、入りやすいでしょう。
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入りやすい国公立大学④:和歌山大学
和歌山大学は、教育学部・経済学部・システム工学部・観光学部・社会インフォマティクス学環の5つの学部がある大学です。
勉学に欠かせない図書館の蔵書が、和書約50万冊、洋書約20万冊、雑誌約8,900種あり、学習環境が整っています。
さらに、大学構内に学生寮があり、充実した学生生活を送りやすくなっています。
和歌山大学の偏差値や共通テスト得点率などは、以下の通りです。
偏差値 | 教育学部:47.5 経済学部:47.5 システム工学部:47.5〜50 観光学部:47.5 社会インフォマティクス学環:50 |
共通テスト得点率 | 教育学部:59%〜72% 経済学部:63%〜72% システム工学部:62%〜69% 観光学部:65%〜72% 社会インフォマティクス学環:66% |
倍率(2024年度) | 教育学部:1.4〜2.4 経済学部:2.0〜3.7 システム工学部:1.8〜3.2 観光学部:2.0〜2.5 社会インフォマティクス学環:1.7〜2.3 |
倍率(2023年度) | 教育学部:1.1〜3.0 経済学部:1.5〜4.2 システム工学部:2.1〜3.4 観光学部:2.1〜3.1 社会インフォマティクス学環:2.9〜3.3 |
引用:和歌山大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社
和歌山大学は、各学部の偏差値が50弱と低く、共通テストは6割以上であれば十分に合格圏内に入れます。
また、各学部の倍率が極端に高騰せず、志願者数も安定しているため、受験しやすいです。
入りやすい国公立大学⑤:兵庫県立大学
兵庫県立大学は、6つの学部を持つ公立大学で、兵庫県内の複数のキャンパスに分かれています。
研究と教育の両面から活発な国際交流が行われており、グローバルな視点での学びが可能です。
また、5つの学術情報館を設置し、合計で図書約103万冊、雑誌約1万冊を所蔵しています。
学生はどのキャンパスの学術情報館も利用できるため、学習環境が非常に充実しています。
兵庫県立大学の偏差値や共通テスト得点率などは、以下の通りです。
偏差値 | 国際商経学部:52.5〜55 社会情報科学部:52.5〜55 工学部:45〜50 理学部:52.5〜55 環境人間学部:50〜52.5 看護学部:なし |
共通テスト得点率 | 国際商経学部:67%〜73% 社会情報科学部:67%〜75% 工学部:61%〜74% 理学部:68%〜69% 環境人間学部:64%〜72% 看護学部:66%〜70% |
倍率(2024年度) | 国際商経学部:1.5〜3.4 社会情報科学部:2.7〜3.1 工学部:2.0〜3.5 理学部:1.2〜3.1 環境人間学部:2.4〜18.8 看護学部:1.6〜5.3 |
倍率(2023年度) | 国際商経学部:1.9〜4.0 社会情報科学部:3.0〜5.6 工学部:1.3〜4.0 理学部:2.3〜3.0 環境人間学部:2.2〜7.9 看護学部:2.2〜4.5 |
引用:兵庫県立大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社
兵庫県立大学は、工学部や環境人間学部の偏差値が50前後と低めです。
共通テストの得点率も6〜7割あれば合格の可能性が高く、受験しやすい学部と言えるでしょう。
倍率は、国際商経学部・工学部・理学部が比較的安定しており、倍率が低めの学科を選べば合格の可能性があります。
一方で、環境人間学部は年度によって倍率が大きく変動しているため、志願者数の推移を確認しながら受験戦略を立てるのが重要です。
入りやすい国公立大学⑥:京都教育大学
京都教育大学は、140年以上の歴史と伝統を持つ、教員養成に特化した国立大学です。
教育学部のみを設置しており、1回生から実際の教育現場に関わる実地教育科目が系統的に配置されているため、実践的な学びを重視しているのが特徴です。
学部卒業後は、研修を積むため大学院や専攻科に進めます。
京都教育大学の偏差値や共通テスト得点率などは、以下の通りです。
偏差値 | 教育学部:47.5〜52.5 |
共通テスト得点率 | 教育学部:55%〜75% |
倍率(2024年度) | 教育学部:1.0〜7.3 |
倍率(2023年度) | 教育学部:1.0〜8.5 |
引用:京都教育大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社
京都教育大学の偏差値は、47.5〜52.5と国公立大学の中では比較的低めです。
共通テストの得点率も5.5割〜7.5割と幅が広く、6割程度の得点があれば合格の可能性があります。
倍率は年度や学科によって変動があるものの、1.0倍のケースもあり、比較的受験しやすい学部です。
入りやすい国公立大学⑦:大阪教育大学
大阪教育大学は、関西圏の教員養成を担う国立大学で、教育学部のみの大学です。
特に国立大学で唯一の勤労学生・現職教員のための夜間5年コースを設置しており、多様なライフスタイルの学生が学べる環境が整っています。
大阪教育大学のメインキャンパスは、阪神甲子園球場の約17倍の広さを誇ります。
昼間部の学生は、自然豊かな環境の中、教育の学習ができるでしょう。
大阪教育大学の偏差値や共通テスト得点率などは、以下の通りです。
偏差値 | 教育学部:42.5〜55 |
共通テスト得点率 | 教育学部:51%〜74% |
倍率(2024年度) | 教育学部:1.0〜5.1 |
倍率(2023年度) | 教育学部:1.0〜13.0 |
引用:大阪教育大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社
大阪教育大学の偏差値は、42.5〜とそれほど高くなく、関西の国公立大学の中でも受験しやすいでしょう。
共通テスト得点率は5割〜7割と幅があり、得意科目を活かせば合格の可能性が高いです。
倍率は年度によって大きく変動しますが、2024年度は最大でも5.1倍と比較的落ち着いています。
倍率が1.0倍になる学科もあるため、狙いやすい学科を選ぶことがおすすめです。
入りやすい国公立大学⑧:奈良教育大学
奈良教育大学は、奈良県の教員養成を担う国立大学です。
学生相互や学生と教職員との親睦を深めるための「学生会館」があり、サークル活動や課外活動の場として活用されているため、充実した学生生活を送れます。
また、学生寮も完備されており、遠方からの学生も安心して学べる環境が整っています。
奈良教育大学の偏差値や共通テスト得点率などは、以下の通りです。
偏差値 | 教育学部:45〜55 |
共通テスト得点率 | 教育学部:53〜70% |
倍率(2024年度) | 教育学部:0.7〜9.3 |
倍率(2023年度) | 教育学部:0.5〜5.7 |
引用:奈良教育大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社
奈良教育大学は、偏差値が50前後と低めで、共通テストの得点率も5.3割〜7割と幅があり、6割程度の得点があれば合格の可能性が高い大学です。
学科によって倍率に大きな差がありますが、2023年・2024年ともに倍率割れ(1.0倍未満)の学科があります。
そのため、比較的受験しやすい年もあるのが特徴です。
関西の入りやすい国公立に合格する勉強法・受験戦略

関西の入りやすい国公立大学を目指すなら、効率的な勉強法と受験戦略を立てることが重要です。
どれだけ入りやすかったとしても、学力が足りていないと受かりません。
合格できるように、正しい勉強方法と受験戦略を把握しましょう。
【関西の入りやすい国公立に合格する勉強法・受験戦略】
1.共通テスト対策で基礎を固める
2.二次試験の配点・傾向を研究する
3.総合型選抜(旧AO入試)を検討する
それぞれ参考にしてみてください。
1.共通テスト対策で基礎を固める
国公立大学の入試では、共通テストの配点と二次試験の配点が大学や学部によって異なります。
一般的に、偏差値の高い大学ほど、二次試験の配点が高い傾向にあります。
一方で、関西の中堅国立大学やそれ以下の大学では、共通テストのウェイトが大きい大学があります。
そのため、まずは共通テストでしっかり点数を取れるように、基礎を固めることが大切です。
特に、大学入試で必須かつ基礎固めに時間がかかる英語を最優先で勉強しましょう。
その次に文系であれば国語、理系であれば数学を優先してみてください。
共通テスト対策で基礎を固めておけば、点数を取りやすくなり、入りやすい国公立大学に合格する可能性が高まります。
2.二次試験の配点・傾向を研究する
国公立大学の二次試験は、大学や学部によって配点や出題傾向が大きく異なります。
地方国公立大学や中堅レベルの大学では、共通テストの比重が高く、二次試験の配点が低めに設定されているケースがあるのです。
例えば、教育学部では一般的な筆記試験のほかに、小論文や面接を重視しているケースが見られます。
教育学部を志望する場合は、共通テストの点数だけでなく、小論文対策や面接練習にも十分な時間をかけられるでしょう。
自分の得意科目が高配点になっている大学であれば、二次試験で高得点を出しやすいため、志望する大学の二次試験の配点や出題傾向を把握することが大切です。
3.総合型選抜(旧AO入試)を検討する
総合型選抜(旧AO入試)は、大学のアドミッションポリシーに合致する志願者を選抜する入試方式です。
学力試験だけでなく、志願者の意欲・適性・課外活動の実績などが評価されるのが特徴です。
成績評定や活動実績が重視されるため、共通テストの得点が不安な場合でも合格のチャンスがあります。
また、筆記試験よりも面接・小論文・プレゼンテーションが重視されるため、事前の対策が重要です。
総合型選抜を活用するなら、志望理由書の作成や面接対策をしっかり行い、自分の強みをアピールできる準備を進めましょう。
関西で入りやすい国公立大学はどこ?|まとめ

関西には数多くの国公立大学がありますが、その中でも比較的入りやすい大学を選ぶことが重要です。
関西で入りやすい国公立大学は、以下の8つが挙げられます。
- 滋賀大学
- 滋賀県立大学
- 奈良女子大学
- 和歌山大学
- 兵庫県立大学
- 京都教育大学
- 大阪教育大学
- 奈良教育大学
偏差値・倍率・共通テストの得点率を考慮して受験校を選ぶことで、合格の可能性を大きく高められます。
とはいえ、今回紹介した8つの国公立大学は、入りやすい大学として挙げましたが、勉強をしなくても入れるわけではありません。
入試に必要な科目と自分の得意不得意を照らし合わせながら、受験の対策を行いましょう。
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