【浪人生必見】共通テストに個人で出願する方法・手順を徹底解説

【浪人生必見】共通テストに個人で出願する方法・手順を徹底解説

こんにちは!武田塾の井関です。

浪人生の中には共通テストを受ける人も多くいると思います。しかし、現役生とは異なり、浪人生は個人で出願する必要があります。

そのため、出願のやり方について困っている人もいると思います。

そこで今回は、共通テストに個人で出願するために必要なものや手順を詳しく解説していきます。

この記事に沿って進めていくだけで出願ができるのでぜひ参考にしてみてください。

監修者の紹介 武田塾 田無校・ひばりヶ丘校・東久留米校・拝島校・練馬校 統括 井関真大

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出願期間

まず初めに出願期間から確認しておきます。2025(令和7)年度の共通テストの出願期間は、2024年9月25日(水)~10月7日(月)です(10月7日消印有効)。

期間が短く、時期も共通テスト本番よりずっと前なので、出願し忘れることが無いように注意が必要です。なるべく早めに提出書類などを揃えるようにしておきましょう。

出願に必要なもの

出願するにあたって、事前に以下の2点を手元に揃えておきましょう。

・出願資格証明書
・受験案内

出願資格証明書(卒業証明書)

まず1つ目は出願資格証明書です。これは文字通り共通テストに出願する資格があることを示すためのものです。高校や高専などを卒業している場合は、卒業証明書がこれに該当します

卒業証明書は自身の卒業した高校に申請をして、作成してもらう必要があります。申請には身分証明書が求められたり、発行に時間がかかったりする可能性があります。発行年月日が問われないので、共通テストを受けると決めたらすぐに申請することをオススメします。

詳しい申請の方法や手数料などは各校のホームページなどを確認してください。

受験案内

2つ目は受験案内です。これは大学入試センターが配布する共通テストについての冊子です。中には志願表や検定料の払い込み書などの出願に必要な書類が入っています。今年は9月2日(月)に配布が開始されます。

一応インターネット上でも閲覧することが可能ですが、出願には冊子を用意する必要があります。冊子の入手方法は2つあります。①大学に直接受け取りに行く方法と、②郵送してもらう方法です。

①大学に直接受け取りに行く

受験案内は大学入学共通テストを利用する大学の入試担当窓口で配付されます。期間は9月2日(月)~10月7日(月)のおよそ1カ月間です。受け取りに行く場合は、事前に入試担当窓口に電話で問い合わせをしてから訪問してください。

大学構内に入る機会にもなるので、近くに大学がある方にはぜひおすすめしたい方法です。

②郵送してもらう

インターネットから請求することで、郵送してもらうことも可能です。取りに行く手間がかからない点と、受付が早めに始まる点が特徴です。

受付期間は、通常発送の場合は8月1日(木)~9月26日(木)、1~2日後に届く発送サービスの場合は9月2日(月)~9月30日(月)です。
※通常発送の受付開始が8月1日ですが、発送されるのは9月2日以降です。

テレメールから請求ができます。ページ下部に「大学入学共通テストなどの資料請求」という項目があります。

出願の手順

さて、ここからは実際に出願するときの手順を解説していきます。

共通テスト出願の手順
手順1:必要なものを揃える
手順2:検定料を払う
手順3:書類を郵送する
手順4:確認はがきを受け取る
手順5:受験票などを受け取る

それでは順番に見ていきましょう。

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手順1:必要なものを揃える

まずは先ほど紹介した必要なものを揃えましょう。これらが無いとこの後の手順に移ることができません。

出身校に卒業証明書の作成を申請して入手することと、大学に取りに行くか郵送してもらって受験案内を入手すること。この2つをできるだけ早くやりましょう。

特に受験案内には、出願も含めて共通テストに関することが網羅的に載っていますし、次の手順2を行うために必要でもあるので、いち早く準備しましょう。

手順2:検定料を払う

手順2は検定料の払い込みです。払い込みには受験案内に添付されている払い込み書を使います。そのため、期間は受験案内の配布と同じで、9月2日(月)~10月7日(月)になっています。

共通テストの検定料は受ける教科数(2教科以下・3教科以上)と成績通知の希望の有無で4パターンあります。自分に必要な科目を確認し、間違いが無いように払い込みをしましょう。

注意点として、払い込みにATMは使えません。必ずゆうちょ銀行や郵便局、その他の指定された銀行の受付窓口で行ってください。また、受付窓口は平日しか開いていないことも注意してください。

手順3:書類を郵送する

手順3は書類の郵送です。ここで必要な書類は3つあります。①志願表 ②検定料受付証明書 ③出願資格証明書 です。

①志願表は受験案内に入っているので、これに必要事項を記入します。記入し終わったら、コピーを取っておきましょう。提出するのは原本ですが、コピーも大切に保管しておいてください。

②検定料受付証明書は、手順2で使った払い込み書の一番右端の1枚を使います。これを志願票に貼り付けてください。

③出願資格証明書は封筒から出して、書類だけを郵送します。もし開封を禁止するような表示があっても、共通テストの出願においては開けて大丈夫です。

これら3つを受験案内に添付されている封筒に入れて郵便局に行き、簡易書留郵便で郵送しましょう。その際、簡易書留郵便物受領証が渡されるので、こちらも大切に保管しておきましょう。

ここまで終わったらひと段落です。後は送られてくる書類を確認するだけになります。

手順4:確認はがきを受け取る

手順4は確認はがきの受け取りです。出願が受理されると、10月25日(金)までに届くように確認はがきが送られてきます。

確認はがきには登録内容が書いてあるので、間違いが無いか確認をしましょう。もし間違いがあった場合は、この段階で訂正をします。

訂正をするには、書類を11月1日までに郵送してください(消印有効)。訂正後は確認はがきは送られてこないので、次に送られてくる受験票で確認しましょう。

手順5:受験票などを受け取る

出願が受理された方には、12月16日(月)までに届くように①受験票 ②写真表 ③成績請求表 ④受験上の注意 の4つが送られてきます。

③成績請求表は国公立大学の入試や私立大学の共通テスト利用入試への出願などに使います。また、残りの①受験票 ②写真表 ④受験上の注意 は共通テスト当日に必要です。どれも無くさないように大切に保管しておきましょう。

これで共通テストの出願は終わりです。ここまで紹介してきた手順は以下の通りです。

共通テスト出願の手順
手順1:必要なものを揃える
手順2:検定料を払う
手順3:書類を郵送する
手順4:確認はがきを受け取る
手順5:受験票などを受け取る

まとめ

今回は個人で共通テストに出願する方法を解説しました。出願期間内に必要な書類を揃え、ミスなく手続きを行うことが、試験本番への第一歩となります。

より詳しい内容は、大学入試センターのホームページを確認してください。受験案内が公開されているので、手順や注意事項などをよく読んでおくと、実際に出願するときにスムーズに進めることができます。

出願の段階から余裕を持って行動することは勉強時間の確保や心の余裕にもつながります。この記事で解説した手順を参考に、準備を進めてみてください。

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